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PBLとは?

PBLについて詳しくご紹介します。

1.PBLとは?

PBLとは、Project-based-learningの略称で、「問題解決型学習」「課題解決型学習」などと訳されます。
学生が企業や自治体が抱える実際の課題を題材に、その解決方法の提案などを行う実践型の教育方法です。
(例:商品デザイン、まちづくり、地域防災)
PBLを通じ、学生と県内企業等とのつながりを強化し、地域に根差した実践的な人材育成と学生の地元定着を促進します。

PBLの効果

企業・自治体の
メリット

  • 学生・高等教育機関の力を活用し、企業および自治体が抱える課題の解決につながる
  • 学生とのつながりが生まれる
    • 就職時、学生の確保につながる
  • 高等教育機関とのつながりが生まれる
    • 新たなPBL、共同研究につながる
  • 学生の地元就業志向の醸成

高等教育機関の
メリット

  • 高等教育機関の地域でのプレゼンス発揮につながる
  • 地域に根差した実践的な人材育成
    • 課題発見・解決能力
    • 社会実践力
    • 幅広い視野や多様な価値観
    • コミュニケーション力、リーダーシップといった
      総合的人間力

当ウェブサイト内での
PBLマッチングまでの流れ

  1. 学生のアイデアや高等教育機関の技術を活用して、自社・自治体の課題を解決したい。

    県内企業・自治体と協働して学生の実践的な教育を実施したい。

  2. アンケートに企業・自治体の課題、および高等教育機関が取り組みたいPBLを記載

  3. コーディネーター・高等教育機関より、マッチングの問い合わせ

  4. マッチング成立、PBLスタート

2.福井県での実施事例

県内企業との実施事例

県立大学× ㈱ホームセンターみつわ
『顧客層の高齢化に伴う顧客戦略の
改善と新しい業態の創造 』 〈R3〉

  • ㈱ ホームセンターみつわより、顧客が高齢化する中で より良い店舗づくりに学生目線のアイデアが欲しいとの依頼
  • 10月中旬 、学生が店舗を視察し、コロナ禍における消費行動の変化 売れ残り商品の取り扱い、ネット通販が普及する中での課題など積極的な質問があった
  • 店舗でのインタビューを通じて企業の持つポテンシャルや課題を学び、学生目線での事業改善提案を実施
    • DIY用の道具の使い方を説明する動画作成
    • DIY用の道具を使った子供向けイベントの開催提案 等

仁愛大学× 越前市教育委員会
『ポルトガル語による初歩的な
「算数」教材の開発 』 〈R3〉

  • 越前市にはブラジル人を中心とした外国人が多く、教育現場、特に小学校低学年では、外国人の子どもたちが日本語を十分に理解できず教育格差が生じている
  • そこで昨年度、小学校低学年向けの算数教材として、ポルトガル語の「すごろく」を開発
  • 今年度、開発したすごろくを実際に近隣の小学校(大虫小学校)に教材として提供し、子どもの遊んでいる様子を観察、教員の意見を聞くことで改良
  • また今年度は、新たに算数絵本作りにも取り組む
令和4年度の事例を
見にいく



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