ふくい産学官マッチングミーティング
ふくい産学官マッチングミーティング2025
【ふくい産学官マッチングミーティングとは】
大学のシーズ(知見、技術)を、テーマ毎に小人数で知る、繋がる大学と企業・団体とのマッチングイベントです。
講義後、テーマについて講師と参加者が話し合いを行い深堀します。
2025年9月〜10月に全4回開催します。
ご興味のある講座にご応募ください。
テーマ:企業・自治体との連携による、学生の学びと社会貢献
■日付
2025年9月8日13時30分~15時40分
受付13時00分~
■会場
Fスクエア 福井市手寄1-4-1 AOSSA7階
■氏名
福井大学 国際地域学部 講師 江川誠一

■お申込み
■マッチング概要
下記①~③の取り組みにご協力いただける企業・自治体とのマッチングを希望しております。
いずれのプログラムにおいても、フィールドをご提供いただく代わりに、学生の参加および
教員の伴走のもと、調査・企画・実施・分析までを行わせていただきます。
講座内では、これまでの取り組み事例をご紹介しながら、ディスカッションの場では実現に
向けた意見交換をさせていただきたいと存じます。
ご協力をお願いしたい取り組み内容
① 福井大学国際地域学部 1年生60名による「フィールドワーク基礎」見学や視察を通じて地域・企業の
現場を学ぶ基礎的プログラムです。
② 福井大学国際地域学部のPBL(課題解決型学習)※2ヵ年企業・自治体が抱える課題に対し、学生が2年間
かけて調査・企画・提案を行う実践型連携事業です。
③ 福井大学国際地域学部の卒業研究に関するイベント等での来訪者アンケートイベントに訪れる来場者への
アンケートを通じて、データ収集・分析を行い、研究成果として活用いたします。
※PBL(Project-Based Learning)とは、実際の課題やプロジェクトに取り組むことを通じて、主体的に学ぶ
教育手法です。学生は自ら調査、分析、提案を行い、知識の習得に加えて、課題解決力や協働力を養うことができます。
■企業の取組に対して協力できる主な事項
・企業や自治体が提供する商品やサービスに関する顧客等の概要とニーズの把握と分析・学生のリソース提供
■シーズ活用に期待が持てる業種
・地方自治体の観光部局、企画部局等。観光協会、DMO等・イベントやキャンペーンを主催する企業、団体等
・BtoCがメインで、顧客のニーズをもっと知りたい企業
■企業、自治体に求めるもの
・調査フィールド
■シーズのリンク
https://www.gcs.u-fukui.ac.jp/pbl/
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テーマ:アンチエイジング成分を含有する食品副産物を活用したお菓子商品の共同開発
■日付
2025年9月29日㈪13時30分~15時40分
受付13時00分~
■会場
Fスクエア 福井市手寄1-4-1 AOSSA7階
■氏名
福井県立大学 生物資源学部生物資源学科 教授 伊藤崇志

■お申込み
■マッチング概要
研究により見出したアンチエイジング成分を活用し、お菓子の共同開発にご協力いただける企業・団体との
マッチングを希望しております。私たちは、食品が持つ健康効果を解明するための基礎研究に取り組んでおり、
県特産の農産物に健康効果という付加価値を付けることを目指しています。これまでに、ナツメや梅に含まれる有用成分の
アンチエイジング効果について研究を進めてまいりました。特にナツメに含まれる「ベツリン酸」という成分には、
皮膚細胞の老化を抑制する効果があることを見出し、2023年には学術誌にその成果を発表いたしました。
今後は、ヒトに対する効果の検証に取り組む予定です。また、ベツリン酸を多く含む食品の探索や開発も進めております。
その過程で、ナツメ農産が販売しているナツメエキスではなく、その製造過程で生じる搾りかすにベツリン酸が
含まれていることが判明しました。この搾りかすにはアンチエイジング効果が秘められている可能性があり、
これをおいしく摂取できるようにするため、マフィンやクッキーの試作を行い、成分分析や食味試験を経て、
昨年、大学の論集に論文を発表いたしました。その後も、学生を中心に、ナツメおよび搾りかすを活用した食品の
試作を継続しております。さらに、これまで試作してきたお菓子類をベースに、企業や自治体の皆さまと連携し、
本格的に商品開発を進め、市場に向けた販売につなげていきたいと考えております。
梅についても同様に、若狭地区の梅加工企業と連携し、梅の搾りかすに含まれる有用成分「ウルソール酸」の研究を
進めております。ウルソール酸は健康食品の原材料として有望であり、こちらでも搾りかすを活用したお菓子の
試作に取り組んでおります。このように、ナツメや梅の搾りかすには多くの有用成分が含まれており、健康志向の
食品原材料として有効に活用することで、市民の健康づくりに貢献できるとともに、地域特産品の創出にもつながることが
期待されます。
■企業の取組に対して協力できる主な事項
これまでに試作を重ねてきたお菓子類を基に、企業の皆さまと本格的に共同開発を行い、市場に向けて商品化・販売
していく取り組みに協力させていただきたいと考えております。
■シーズ活用に期待が持てる業種
・食品(お菓子やお土産品、健康食品)の製造、販売を考えておられる企業
■研究
・ナツメ含有成分「ベツリン酸」の皮膚線維芽細胞における老化抑制作用の検討・ウメ含有成分「ウルソール酸」の
アンチエイジング効果の検討
・上記有用成分を含有するナツメおよびウメ果実搾りかすを菓子素材として活用する研究
■シーズのリンク
https://sites.google.com/g.fpu.ac.jp/itotaka/
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テーマ:スポーツイベントの運営、補助を通した学生の育成
■日付
2025年10月8日㈬13時30分~15時40分 受付13時00分~
■会場
福井工業大学
■氏名
福井工業大学 スポーツ健康科学部 ウェルネス&スポーツサイエンスセンター長 坂﨑貴彦

■お申込み
■マッチング概要
福井工業大学のスポーツ健康科学部では、「地域活性演習」という授業を開講しております。
本来であれば、地域で開催されるスポーツイベントに学生が関わることによって、さまざまな実践的な経験を
積むことが望ましいと考えておりますが、現状ではそのような機会が十分に得られていない状況です。
そこで、福井県内でスポーツイベントを開催されている団体の皆さまから情報をご提供いただき、
学生がその運営等に関わる機会を設けたいと考えております。イベントの成功に貢献するという目的意識のもとで
学生が取り組むことで、主体性の育成にもつながり、授業の学びがより実践的かつ広がりのあるものになることを
期待しております。
■企業の取組に対して協力できる主な事項
・本学に在籍する教員の研究に関連するアドバイス
・本学が所有する機器等
・歩行能力測定等の健康増進企画の開催(イベント内で企画提供)
・イベントへの学生参加
※PBL(課題解決型学習)
※PBL(Project-Based Learning)とは、実際の課題やプロジェクトに取り組むことを通じて、主体的に学ぶ教育手法です。
学生は自ら調査、分析、提案を行い、知識の習得に加えて、課題解決力や協働力を養うことができます。
■シーズ活用に期待が持てる業種
・スポーツイベントを実施する企業、自治体、団体など
■企業、自治体に求めるもの
・学生に対する指導者
・運営に対して必要な備品等
■研究
地域活性化を視野に入れたウォーキングを中心とした取り組みによる健康の増進
■シーズのリンク
https://www.fukui-ut.ac.jp/well-sports/
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テーマ:都市再生を支える地域・国際共創の実践教育
■日付
2025年10月27日㈪13時30分~15時40分 受付13時00分~
■会場
Fスクエア 福井市手寄1-4-1 AOSSA7階
■氏名
福井県立大学 地域経済研究所 教授 漆間アンドレア

■お申込み
■マッチング概要
外国の知見や専門人材との交流を通じて地域の都市再生を考える、英語による実践型PBL(課題解決型学習)
プログラムの構築を進めています。現在、この取り組みにご協力いただける連携先(パートナー)を募集しております。
本プログラムでは、多文化的な視点からのプロジェクト設計や地域のレジリエンス向上、そして学生の実践力育成に資する
新たな産学連携のあり方について、参加者の皆さまと意見交換を行い、今後の協働の方向性を探りたいと考えております。
※PBL(Project-Based Learning)とは、実際の課題やプロジェクトに取り組むことを通じて、主体的に学ぶ教育手法です。
学生は自ら調査、分析、提案を行い、知識の習得に加えて、課題解決力や協働力を養うことができます。
■企業の取組に対して協力できる主な事項
・外国の参考・交流を通じた都市再生に関する地域密着型PBLの共同企画
・都市再生に関するグローバル連携や事業展開における学術的・言語的サポートの提供
・脱炭素、グリーンとブルーインフラなどに関する国際的な政策事例の紹介と応用支援
・空間史、都市形成に関する調査を通じた地域ブランディングへの貢献
・外国人との協働や多文化的な視点を取り入れた、都市再生に関連する地域住民参加型プロジェクトの企画設計支援
・都市再生に関わるテーマを軸に、英語を活用したインターンシップや研修プログラムの企画・実施支援
・都市再生の取り組みに関する多言語・異文化対応を含む広報・発信コンテンツの共同制作
■シーズ活用に期待が持てる業種
・国際連携や英語対応を含む都市計画、建築、建設関連企業
・外国人居住者や観光客を対象とした不動産、再開発事業者
・外国人対応や多言語発信に取り組む自治体、公的機関
・多言語観光、文化資源の活用を図る観光、地域文化関連団体
・英語を用いた地域活性化、国際協働に関心のある企業、団体
・SDGsやグリーンインフラに取り組むデザイン、計画系事業者
・英語によるPBL型教育や研修プログラムを検討する教育機関、企業研修部門
・海外展開や多国籍人材の活用を視野に入れた都市再生に関連企業
■企業、自治体に求めるもの
・都市再生や地域資源の活用に関する具体的な課題をお聞かせいただけること
・既存の都市資源(例:既成住宅地、空き家、公共空間など)の再活用に関する事例やデータをご提供いただけること
・空間史や都市形成に関する調査へのご関心や、地域の個性を活かしたブランディングへのご協力をいただけること
・多文化共生や国際的な視点からのまちづくりにご関心をお持ちであること
・英語と日本語を交えた学生との対話や協働的な活動にご理解・ご協力をいただけること
■研究
福井の既存資源を活かし都市を再構築
■シーズのリンク
https://researchmap.jp/andrea_urushima
https://www.fpu.ac.jp/faculty_members/d000000n.html
https://rire.fpu.ac.jp/member/furoresu
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