【福井工業大学】福井県内にものづくり体験メニューの新規開発
県内高等教育機関名
福井工業大学
学部名
環境学部
プロジェクトテーマ(課題)
福井県内にものづくり体験メニューの新規開発
課題の詳細
福井県内には各種伝統的工芸品や繊維やメガネなどに代表される産業があり、ものづくりは盛んです。また、ものづくりによって形成された産地そのものに価値を見出した産業観光の取り組みが進んでいます。
一方で、地方においては高齢化や若年世代の都会への流失といった背景から、産地の持続可能性に課題を抱えており、本県も同様です。
そこで、本学PBLの一つとして昨年より、グループワークを通じた学生が自主的行うものづくり体験を通じた学び、それを踏まえたものづくり体験メニューそのものを学生自身が開発するテーマに取り組んできました。このテーマの狙いは、持続可能性の課題に対し、学生の地域産業への関心を喚起することと、学生ならでは視点でものづくりをアピールするきっかけになることを狙っています。
ただし、従来は学内での成果発表にとどまっており、より具体的かつ実装を目指した内容に深化させるたいと考えていました。
取り組みたい内容
本テーマで取り組みたい内容には現在2つの方式を考えています。
1) 学生主体のものづくり探索からの体験メニュー開発
これはまず、学生らは県内の工芸や産業の調査からはじめ、関心のあるものづくりを学生自身が決定してリサーチとプラン立案を行う方式です。この方式の場合、協働先には学生の調査に教員とともに伴走し、企業や産地組合等とのマッチングや連絡のコーディネートを期待するものとなります。
2) ものづくり内容提示からの体験メニュー開発
企業や団体等から、産業やものづくりの内容を指定提示いただき、その内容の体験メニューを学生が考える方式になります。この方式の場合は、協働先には産業の抱える現状の課題、体験メニューがある場合の実態などをプロジェクトキックオフ時に示していただき、学生らの体験メニューの開発に適時伴走していただくものになります。
協働先に求めるリソース
・ものづくりの知見や課題、ノウハウなどのレクチャー
・工場や工房の見学や体験のご提供
・ものづくりの原材料の貸し出しや支給
高等教育機関が提供可能なリソース
・デジタル加工機(3Dプリンター、3Dスキャナ、簡易CNC、レーザーカッター)
・電気釜、電動ろくろなどの陶芸装備
・横引盤、角のみ盤、自動送りかんななどの電動木工装置
・教室(画面投影、音響完備)
コーオプ教育の導入について、当てはまるものをご回答ください。
興味はあるが、具体的には検討していない