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【敦賀市立看護大学】医ケアkids(医療的ケア児)のあそびとおもちゃを看護学生が考えるプロジェクト

県内高等教育機関名

敦賀市立看護大学



学部名

看護学部


プロジェクトテーマ(課題)

医ケアkids(医療的ケア児)のあそびとおもちゃを看護学生が考えるプロジェクト


課題の詳細

近年は、出生数が減少しているにもかかわらず、高齢出産と医療の進歩を背景として、出生後に新生児集中治療室(以下、 NICU ) 等に長期入院したり、あるいは新生児期以降の外傷,虐待,脳炎・脳症や原病の進行によって小児集中治療室(以後 PICU )で治療を行った後,引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアを日常的に受ける子どもたちが急速に増加している.全国で約2万人いると推計され、年々増加傾向にある。
医療的ケア児は、疾患や病態で定義された子どもでなく,必要としている医療的ケアと医療機器によって定義されているため,多くの医療的ケアと医療機器が必要でも,歩くことができたり、会話できたりする子どもから,必要とする医療的ケアや医療機器が少なくても,重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している寝たきりの重症心身障害児まで様々な状態の子どもたちが含まれる。医療的ケア児の成長発達は多くの場合、ゆるやかであるが,日々その子のペースで変化している.このため,医療的なケアの提供は当然であるが,子どもの成長発達や遊びを踏まえた関わりが求められる。しかし現在、健康な子ども達の成長発達や入院中の子どものストレスを軽減するための遊びやおもちゃはあるが、医療的ケア児の成長発達やリラクゼーション、人との関係を深めるコミュニケーションを考えた遊びやおもちゃに関する取り組みは稀少である。
そこで今回、「あそびの環境をつくり、遊びの可能性を探求しつつ、より良い未来を創造する」という理念を掲げた福井県にある企業と協働させていただき、医療的ケアを受ける子ども達がその子らしさを大事にしつつ健康を維持・増進できるような遊び(おもちゃ)を看護学生がPBLとして取り組むプロジェクトを考案した。


取り組みたい内容

以下の内容を考えている。
本学の4年次看護大学生(小児看護学および小児看護学実習を履修済み)が、医療的ケア児の特徴を理解した上で、成長発達やリラクゼーション、人との関係を深めるコミュニケーションを考えた遊びやおもちゃを考える1~5の取り組みをPBLとして行う。

1.遊びとおもちゃの企画書作成
2.実際におもちゃを作成する
3.2で作成したおもちゃをプレテストする(本学実習施設あるいは市内施設に通所する医療的ケア児の方に使ったいただき評価する)
4.3に基づき修正・ブラッシュアップ
5.出来上がったものを商品化


協働先に求めるリソース

以下の内容を考えている。
1.遊びとおもちゃの企画書作成、おもちや作成に関する示唆や知見の提供(安全性や耐久性など材質に関して等含みます)、および資金援助と必要時に作成場所・機材の提供。
2.作成したおもちゃをプレテストする際の評価方法に関する示唆や知見の提供(安全性や耐久性など材質に関して等含みます)
3.おもちゃを修正・ブラッシュアップする際、出来上がったものを商品化する際の示唆や知見の提供(安全性や耐久性など材質に関して等含みます)、および資金援助と必要時に作成場所・機材の提供。


高等教育機関が提供可能なリソース

以下の内容を考えている。
1.遊びとおもちゃの企画書作成に関して、『医療的ケア児の特徴と成長発達やリラクゼーションを促す支援に関する遊びの知見』の集積(看護大学生がまとめるのを大学教員が支援)。
2.実際におもちゃを作成する際の『医療的ケア児の特徴と成長発達やリラクゼーションを促す支援に関する遊びの知見』活用と資金投入(大学教員研究費より)。
3.2で作成したおもちゃをプレテストする際の本学実習施設あるいは市内施設に通所する医療的ケア児の方のリクルート
4.3に基づき修正・ブラッシュアップする際の『医療的ケア児の特徴と成長発達やリラクゼーションを促す支援に関する遊びの知見』活用と資金投入(大学教員研究費より)。
5.出来上がったものを商品化する際の『医療的ケア児の特徴と成長発達やリラクゼーションを促す支援に関する遊びの知見』活用と資金投入(大学教員研究費より)。


コーオプ教育の導入について、当てはまるものをご回答ください。

興味はあるが、具体的には検討していない


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